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このページは、日本国内で強磁場に関連した研究を行っている方、
および強磁場を利用した研究を行おうとしている方の交流と便宜を図るために設立された
「強磁場フォーラム」のホームページです。
最新ニュース
> お知らせ一覧- 2022年4月18日
- 強磁場フォーラム共催 研究会 「1000テスラ超強磁場科学の開拓」
日程 : 2022年6月10日(金)、11日(土) 9:00 - 18:00
場所 : オンライン
【概要】磁場が電子スピンに及ぼすエネルギーは温度換算で1000 Tにおいて1350 K(= 1077 ℃)であり、鉄のキュリー温度やアルミなどのいくつかの金属の融点を超える。地球上で安定に存在する物質が1000 T磁場によって凝縮状態に非摂動的影響を受け、新しい性質を発現する可能性は大きい。本研究会は、磁性体、誘電体、半導体・半金属、分子性固体、高分子・タンパク質などを対象として、1000 Tの磁場が固体の凝縮状態に与える影響について、広くその可能性について検討・議論することを目的とする。強磁場物性科学の現状について整理するとともに、化学結合への磁場効果や、ハドロン物理や宇宙プラズマ、生体物質への磁場効果まで視点を広げ、超強磁場が原子間の結合状態に与える効果と、それにより発現が期待される現象について討論したい。講演は招待講演者に加えて、一般講演も募集する。磁場研究者をはじめ、様々な分野からの多くの方のご講演申し込みを期待する。
東京大学物性研究所 松田 康弘
参加希望の方:こちらを御覧ください。
- 2022年3月24日
- 強磁場フォーラム フロンティア奨励賞の受賞講演
日程 : 2022年3月24日(木) 10:00 - 12:00
場所 : オンライン
1,「はじめに」
東京大学 物性研究所 徳永 将史
2,「パルス・定常強磁場を併用したNMR測定によるミクロな強磁場物性研究」
北海道大学 井原 慶彦 (30分)
3,「強磁性・反強磁性相互作用の競合する量子磁性体の理論的研究」
慶応義塾大学 古川 俊輔 (30分)
4,「磁場に依存しない温度計の開発によるウラン系超伝導体におけるメタ磁性転移と超伝導の研究」
東京大学 物性研究所 三宅 厚志 (30分)
5,「有機ラジカル系によって実現する多彩な量子スピンモデルの強磁場物性」
大阪府立大学 山口 博則 (30分)
どなたでも聴講可能ですが、事前のオンライン登録が必要になります。
参加される方はこちらから登録をお願いします。
- 2022年3月4日
- 令和3年度 第11回 強磁場コラボラトリー オンラインセミナー
スピン軌道結合金属パイロクロアCd2Re2O7における多極子秩序転移:
ランダウ理論に基づく磁気トルク解析
日程 : 2022年3月4日(金) 11:00 - 12:00
場所 : オンライン
講師 : 宇治 進也 氏
所属 : 物質材料研究機構(NIMS)
主催 : 強磁場コラボラトリー
世話人 : 金道 浩一
e-mail : kindo@issp.u-tokyo.ac.jp
どなたでも聴講可能ですが、事前のオンライン登録が必要になります。
参加される方はこちらから登録をお願いします。
- 2021年12月1日
- 第16回強磁場フォーラム総会(12月1日ハイブリッド開催)において、第16期の強磁場フォーラム幹事が選出されました。
淡路 智 (東北大金研)
徳永 将史 (東大物性研)
重田 出 (鹿児島大学)
松本 真治 (物質・材料研究機構)
桑原 英樹 (上智大学)
中西 良樹 (岩手大)
鳴海 康雄 (大阪大学)
宍戸 寛明 (大阪府立大学)
- 2020年9月24日
- 強磁場コラボラトリー計画が、ロードマップ2020に選定されました 強磁場コラボラトリー計画「強磁場コラボラトリー:統合された次世代全日本強磁場施設の形成」が文部科学省により推進すべき大型計画として選定され、ロードマップ2020に掲載されました。皆様のご支援に感謝申し上げます。東北大、東大、阪大の強磁場3拠点は本計画を実現するために、さらに拠点間の連携を深め、シームレスな強磁場環境を提供し、強磁場科学の発展に資する所存ですので、引き続きご支援の程、よろしくお願い申し上げます。 ロードマップの詳細はこちらをご覧ください。
- 2019年11月19日
- 強磁場コラボラトリー2030構想書 強磁場フォーラムでは、強磁場関連研究者と協力して、日本の強磁場の今後10年の方向を示す強磁場コラボラトリー2030構想書(案)を作製しました。 フォーラム会員の皆様、関係者の皆様からご意見を頂き、改定を重ねてゆく方針ですので、ぜひご意見をお寄せ下さい。
強磁場コラボラトリー
取り纏め責任者 東北大学金属材料研究所 野尻浩之
構想書のダウンロードはこちらから