Date : | 2024/01/19 11:00 - 12:00 |
Place : | Online (Zoom) |
Lecturer : | Assistant Professor Takayoshi Yamanaka |
Affiliation : | Tohoku University Institute for Materials Research |
Organizer : | The High Magnetic Field Collaboratory |
Committee Chair : | Shojiro Kimura |
e-mail : | shojiro.kimura.b5@tohoku.ac.jp |
近年の成膜技術の進歩によって,実に様々な物質が薄膜として作製可能になっている.この技術は物質の人工的な2次元化や表面・界面の効果の顕在化,電子状態を人工的に制御する技術としても注目されている.
このように膜試料は研究の舞台として重要であるが,その物質量が少ないためにミクロなプローブによる実験は困難である.核磁気共鳴法(NMR)もその例には漏れないが,強磁場を用いたりヘテロ構造を多層作製するなどの工夫で困難を幾らか克服可能となる.
本セミナーでは我々の成果である重い電子系人工超格子膜の研究を中心に[1, 2],NMRによる膜試料の研究例を紹介する.
[1] T. Yamanaka, et al., Phys. Rev. B 92, 241105 (2015).
[2] G. Nakamine, et al., Phys. Rev. B 99, 081115 (2019).
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